大人になって田舎へ帰った時、
子供の頃よく行った土手まで、ふと行ってきました。

 

目的地にたどり着いたとき
心理セラピーが終わる頃の感覚と似ていました。
そんなことを書きます。

 

長くつづくと思うこの道。
辛そうでずっと行ってみることを辞めていた。
なぜか今日は歩いてみたい。

 

「長い道だな。やっぱり行くの辞めようかな」
「運動不足だからなぁ。もう少し運動しておけば、しんどくなくなるのに」
なんて思いながらゆっくりでも歩いていると、

 

色んな感覚が敏感になっていく。
「ここは昔と変わっていないな~」
「あれ、変わった~」
「知らなかった~!」

 

「それにしても長い道。もう途中で帰ろうかな」
「でも、戻るのも悔しいな」
「あ、こんなところに白い花が咲いてたんだ…きれいだなぁ」
「わ~、先にもたくさん咲いてる~! もっと行ってみよう」
などと、感じているうちに、汗をかきかき、たどり着く。

 

「やった、着いた~!」
ささやかな達成感とともに、
はぁ~、ふぅ~、と息をついて、
後ろを振り返って、歩いてきた道を眺めてみる。

 

「こんなに歩いたんだ~!」
「風がこんなに気持ちいいなんて」
「あの景色の先が、少し前に居た場所だわ」
「ここからは遠くて小さく見えてる」

 

空を見上げると
「曇り空は、これから晴れてきそう」
「あ、この感覚。心理セラピーが終わる頃の感覚かしら」

 

「険しい草道もあった。強風も吹いた」
「これまで来た道を戻るのも嫌だわ」
「お花も咲いていたのね。見えなかっただけなんだわ」
「この先もたくさん咲いてるんじゃないかしら」

 

心理セラピーの道ゆきは、様々なこころの真実と向き合います。
すべてを自分のこころに在るものとして
受け入れられたときには
痛みが和らぎはじめ
生きてきた過去
生きている今
生きていく未来
許しと感謝

 

そして、確かな確信
まだ知らない景色を進んでみたい
自分の思う方向へ
自分の歩幅で
空を見ながら

 

悩みは
希望への道のように
じんわり感じはじめた。

心理カウンセリング