頭にきた!あの人のせいで怒っているんだ。
昨日午前中は、怒っている方の表情やお気持ちを感じていました。
一人っ子だった僕は、怒れば親は思い通りになんでも与えてくれた。
「なのに、社会ではどうして与えてくれないの?」
「どうして、最高の扱いをしてくれないの?」
「どうして、僕を好きになってくれないの?」
寂しさ・悲しさ・悔しさ・・・分かってほしい・・・。
過去に自分を大切にされないように感じた「悲しさ」が
今に映し出されているように感じました。
怒りは抑える必要はありません。
怒りのエネルギーはとても大きいものだから、
それを抑えもうとすると、それ以上に大きなエネルギーを使うと言われます。
ただ、怒りは周囲に与える影響も大きい。
「出すタイミング」「出し方」「小さいうちに出す練習」
「どんな感情もOK」「寄り添い続ける」ポイントは5つのように思います。
怒る前に、一呼吸
怒る前に、一旦場所を離れる…etc、
自分なりのワンクッションってなんだろう?と
怒り溢れ出す前に、寄り添う時間を持ってみる。
怒りの奥の本当の感情
「私はいま、どんな気持ちを分かってほしいんだろう?」
「本当の感情は、怒りではなく何なんだろう?」と
「こんな(悲しい)気持ちになって怒ってしまうんだ」という
怒ってしまった後で、感じてあげるだけでも。
だんだんそれを言葉に出せるかもしれません。
「怒らないで本当はどうなったらいいんだろう?」
それは、怒りの感情が出てこないようにするのではなく、
『出てきた時に自分で寄り添える』ことかと思います。
「一人っ子だった僕は、寂しかったんだ」
「怒らないとわかってもらえなかった」
「怒ったら優しくなったみたいだったんだ」
「だから、怒って生きてきたんだ」
「怒らないで接したいと、そう思っても怒ってしまう」
「怒らなくなると、寂しかった子どもの頃の思いが分かってもらえない置き去りになってしまう」
「だからやめたくても やめちゃいけなかったんだね」
感情は変えるものではなく、寄り添うもの。
同じように、
人の感情が変わることはあっても、
人の感情も変えられない大切なもの。
関連ブログもよろしければお読みください。
本当の気持ち伝えたい
Pingback: 本当の気持ち伝えたい | 東京都の心理カウンセリング・コーチング くれたけ心理相談室 新宿支部 さとう誉子
Pingback: ジェットコースターを降りて深呼吸 | 東京のカウンセリング 心理カウンセラーさとう誉子公式サイト(くれたけ心理相談室 新宿支部)