2016夏の思い出日記
学生の頃の気分で、日記風に書いてみました。
親孝行したいと思い、短い時間でしたが田舎に帰省してきました。
東京に帰る日のこと
実家から燕三条駅まで
弟が車で送ってくれました。
母と私は後部席に座りました。
少し渋滞でしたが車は流れていました。
弟はいつも安全運転第一です。
前を走るベンツを見て
私: 最新のベンツだね!と言うと、
母は弟(ひろちゃん)に、
なぜか”小声”でこう言いました。
母: ひろちゃん、ベンツの後を追ってるの?(小声で)
ベンツのお兄さんどこへいくのかね?
私は、母の天然に触れるのは久しぶりと思いました。
そして、少し目を離していたら
前を走る車がトラックに変わり
母: あらベンツどこに行ったの?(小声で)
ひろちゃん、あんまり追ったら悪いよ~。
弟:トラックのひとつ前に行ったよ。と言うと
母: ベンツのお兄さんに聞こえちゃったかな(^^; うふっと
口を手でふさいでいました。
窓も開いてないし
小声だし
車が一台 間に入っただけだし
車の流れに任せてるだけで追っていないし・・。とは言いませんが
たぶん推測するに、刑事ドラマを思い出しているんだと思います。
刑事ドラマを見てるときも、よく車を追うシーンで夢中になってますから。
そういえば、
高速道路で「この道は人が歩いてないね〜」と言った話は、我が家の宝物です。
何十年も家族の世話だったから、車に乗ることもあまりなかったですね。
ごめんなさい。
新幹線駅に着いたとき、
たかちゃん、と渡してくれた笹団子 一つ。
出がけに急いで冷蔵庫から一つ持ってきたようで、固いです。
見えなくなるまで手を振る母。
少し悲しげな笑顔に見えて、胸があつくなりました。
新幹線中で、うるうるしながら
まだ冷えていて固い笹団子をいただきました。
噛み応えあります(^^;;
美味しかったよ。
親孝行したいと思っても、あたたかい心をいただくばかりです。
投稿者プロフィール
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くれたけ心理相談室 新宿支部で心理カウンセラーとして活動しています。
『あなたのこころに光が差し、笑顔でいらっしゃいますように』
精一杯サポートさせていただきます。
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